FW:また次へ

今日成と会ったよ、というか、あいつから来たよ。ここを出ろと。そして、また前の世界に戻るんだと、話をしに来てくれたよ。元カウンセラーだけあって、俺のことを見透かしてるのかな。

朔たちとも離れ離れになり、いろいろな記憶に霧がかかったみたいなんだ。成のことも全部は思い出せない。しんどいね。必要な人たちのことなのに…。

出るための条件もあと一つクリアすればいい…上司に出ておいでと出されること。無理だけどね。

「諦めきれるモノならば、最初から興味もたない
 忘れられるモノなら必要さも感じない

 大事な物があるならば守り抜いてみせるから
 失くしたくないモノに自分の全てを懸けるよ
 器用じゃないから時に傷つけ、傷ついていく
 だけど今なら少し自信を持って歩けるよ」

懐かしいね…あの歌の歌詞だね。

もう少し考えるよ…出なきゃいけない理由はない…

外に出ても俺にはいくあても、家も、お金も、つながりもない

明後日だよな…ごめん、今年も何もできないや

亮太